カレー屋モーダルの,就職しないで生きるには

地方の大学生が,カレー屋で食っていくためにあれこれ考えるよ

どこまでジャズメンを目指すのか

自分の言葉,自分の意見,というのは,結局は他人の言葉の受け売りなのだと思っています。自分の意見として言っているつもりでも,それは今まで自分がかかわってきた人たちからの言葉や,本などから享受した言葉をかみ砕いて,そのエッセンスを自分なりに紡いだものだと思うのです。

言葉をかみ砕くには時間がかかります。尊敬する焙煎家のオオヤミノルさんは,「リアルタイムの自分を10代で言語化できるのってたぶんよっぽどの都会育ちだけなんだよ」と綴っています。

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僕はまだ自分のなかで持っているイメージを言語化できるほどかみ砕けてはいません。でも,ニュアンスとしてふわふわと持っていて,Yes or Noは答えられます。自分のイメージに反するものに対してNoと言える。自分のカバーできる範囲だけでですが。

自分の言葉を増やすにはどうすればいいか。それは当然インプットを増やすこと。ただし,インプットの質を高めるためにはセンスを鍛えなければいけない。センスを鍛えるには,より上質な言葉を手に入れること。そして,感性を鍛えること。

もっと言葉が欲しい。もっと言葉が欲しい。そう思います。